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ThinkPad T410Sのセットアップ

 以前にThinkPad  T410Sを手に入れた。その時の状態は、液晶に線が入り、キーボードもなし、HDD、メモリもなし、おまけに電源を入れるとFANerrorが出る始末の1台である。暇を見てトロトロ修理にかかった。オークションにてキーボードを買い、液晶パネルも買った。最初は液晶パネルの交換である。本体を分解していき液晶パネルを外した。さらにマザーボードも取り外してFANをダストブロアーで丁寧に掃除した。ついでに液晶パネルのコネクタやキーボードのコネクタ部も掃除しておいた。そして液晶パネルを交換して組み立てて電源を入れてみた。そしたら、以前のFANerrorは表示されなくなり、液晶もバッチリ映った。BIOS画面に入れた。第1段階はクリアーした。以前にHDDからSSDに換装しているので、この機種も換装を考えてみる。HDDの規格は1.8インチ4mmであった。なかなかないよねという感じだった。そこでHDDを入れる部分に写真のmSATA(128GB)5000円カードをつけるべく、変換カードを探した。そしたら、mSATAMini SATAto 1.8インチmicro SATA変換アダプターが見つかった。早速購入600円して、取り付けてみた。がばがばだったが何とか収まった。BIOSでストレージが確認された。さあOSのインストールだ。

 Windows7 32bitを入れることにして、DVDを挿入インストールに入る。最初の画面で、GPT(GUIDパーティションテーブル)エラーが出て先へ進むことが出来なくなった。検索して原因を探る。ファイルシステムをGPTから元に戻す作業が必要だという事がわかり、コマンドプロンプトから、HDD0のストレージを選択して、GPTを削除してみた。そしたら次へ進むことが出来、ファイルシステムのコピー等のOSの構築が進み、インストールが終わった。認証のためにP-keyを入れ認証も出来た。システムをデバイスドライバを見ると、右の写真のような状態で、ほかのデバイスの欄には6つデバイスがドライバを充てられていない状態で見つかった。ネットも使えない状態だった。それからデバイスを探して入れるという作業が始まった。一つ一つ入れていったが、最後にPCI シリアルポートとPCI シンプル通信コントローラーが残った。色々探したがわからないので、最後にデバイスのプロパテイから、ハードウエアの特定をしてドライバを探した。PCI シンプル通信コントローラーのVEN 8086・・・ベンダーはインテル、 DEV 3B64・・・製品の識別番号 を確認して、グーグルの検索でドライバを探して入れてみたら、二つの項目はドライバが当たってふさわしいところに収まり、OSのインストールは完了した。i5のCPUでメモリ2GB、SSD128GBのT410Sは復活した。 

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コメント: 2
  • #1

    印南 (月曜日, 19 3月 2018 14:52)

    川井先生、こんにちは。
    読みましたよ!
    さすがですね。

  • #2

    kawaicha60 (月曜日, 19 3月 2018 22:15)

    コメントありがとうございます。印南さんにそう言っていただけると嬉しいです。
    ただ、mSATAカードは扱いが難しい面もあるので、安定率をよく見極めていくしかないかなと思っています。更新ファイルの数が膨大になっているので、そこを処理して、次は
    officeソフトを入れようかと思っています。