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今年のさくらんぼ・・・

 3月の上旬に花をつけたサクランボは、5月の上旬になるころには、写真の通り感じになった。2月の剪定で、全体を低くして枝数を落とした。また、花をつけて3,4週間目に摘果を行い、全体ではないが、一枝に10果程度にしてみた。やった枝は、二日掛けたが、全体の三分の一かもしれない。十分とはいえないまでも、昨年よりは摘果をやったので、その効果が出て、少し実が大きくなったように感じた。逐次、実が赤くなってきた。去年までだと、赤くなった時点で、鳥の餌になっていたので、今年は、秘密兵器のテグスを、天辺を除いて張り巡らしてみた。効果は抜群で、樹の中に鳥は入ってこなくなった。赤くなった実を毎日取りつつ、暮らすことが出来た。自然の甘みを持った、果実を獲得できた。

 右の写真は、さくらんぼのジャムである。自然の味わい深い色のジャムが出来た。種取りが課題だ。とろみは、ペクチンがあるので、自由である。去年に比べると、格段にレベルの上がった、ジュムが出来た。中には、はちみつ(とちの花)を入れたものも出来た。自然の色は、味わい深い、MLの黄色も色々だが、サクランボも、成熟度合いで、微妙に色が違うような気がする。砂糖は極力抑えて、100グラムとした。全体からすると、10パーセント台に抑えてある。このことにより、さくらんぼの、甘みと酸味が、調和するような気がする。朝摘みを繰り返ししながらの生活は、自然のリズムのあって、心地よい。つまみ食いする、さくらんぼの甘みもお気に入りだ。五月の上旬は、毎日楽しい時間が、つくれる。そうそう、沢山取れたサクランボは、さくらんぼ酒と、冷凍の実にも変身した。