マーマレードは奥が深い

 剪定をしていると、思わぬ幸運に恵まれる、剪定で出た早熟の果実を得られることだ。写真は、八街のミカンの樹の剪定果実、緑の実、黄色い実は、Wさんちの隣の黄色い果実だ。直接かじると、酸っぱいが、食えるので、マーマレード作りに利用した。同じような過程で作ってみた。酸味が強いので、それなりのパンチがある、ものが出来た。一部ははちみつを加えてみた。新鮮なものが出来た。摘果ミカンで作るマーマレードは生きている。皮を剥く時が、香りにつつまれる。至福の時だ。とろみは、ペクチンで補うが、程よいとろみが難しい。加える妙が楽しい。

 出来たものの色を見てほしい、一番右は、青い実の、マーマレードだ。こんなものは、見たことない。食欲をそそるとはいいがたいが、それなりの味に仕上がった。隣の2ビンは、黄色いマーマレードだ。黄色が淡いのが、初々しい。透明度があって、美しい。一番左は、パンチが効いているので、マイルドに仕上げるために、はちみつを加えてみた。色がだんだんくすんでいく。仕方がない。

11月にこんな体験が出来るとは思っても見なかった。その気になれば、色々な機会にチャンスがあるという事がわかった。