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干柿その後

 天気に恵まれ、干し柿造りは順調に進んだ。柿の色に魅了された日々があったかもしれない。大きな柿はそれなりに小さな柿は、実を細らせて、縮んで行く。食べた時の触感が全然違う。今年は千葉の柿だけで勝負した。種が多いのが、玉に瑕だった。毎日もみもみをしながら干し柿の成長を祈ることは、大事だなと思わせる日々があった。今回は2週間で収穫したが、あんぽと干し柿の中間が出来たと思う。雨にも負けず、風にも負けない千葉の干し柿造りは、4年目を迎える。経験こそが頼りだ。孫に食べさせたい一心の行いである。