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収穫のとき

 いちじくの秋果の収穫である。数個の収穫である。果実の色は平常のままで、緑のままである。急激に大きくなって、収穫までを迎える。虫に食われないために、花の穴にテープを張るという情報もあったが、無事に収穫を迎える事ができた。切ってみて、断面の充実度が伝わってきた。その写真が、この場面である。

充実した果実の断面が伝わる。スプーンで掬って食べようとしたけれども、そのままかじってしまうのが一番と思い、実際にかじって見た。美味かった。今までのいちじくの味と概念が変わった瞬間だった。完熟は豊かだ。

 カリンが収穫できた。大きいものは400グラムを超えていた。小さいものは200グラムを超えていたので、4個合わせて、1kgになる。焼酎を手に入れて、氷砂糖200グラムを加えて、かりん酒を作ることにした。ついに自前のかりん酒ができる事になった。植えて4年目になるが、成長に対して、実をつけた事がどうでるか、わからない。栄養成長と生殖成長のバランスが難しいところでしょう。もうすこし、様子を見ながら、実をつける過程が必要かもしれなと思いながらも、お礼肥を与えたいと思っている自分がいることで、現在の自分がわかる気がした。