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おっと5月がない。

 気がつけば、ブログの5月がないではないか、埋めようと思う。写真は

グミの実の写真である。庭に植えた、グミが、今年は、約30個のみをつけた。昨年が8個だったので、大成功だった。貴重品なので、完熟を味わった。甘みと、僅かな酸味の絶妙な組み合わせが、醸し出す豊かな味わいは、

何者にも代えがたいものだ。順次に完熟してくるので、日にちを置きながら収穫する。実の大きさは、その都度、違うので、味わいもその都度違う。

自然の中で、生活しているという感覚を否応なく、感じることとなる。

やっぱりいいものである。自然と人間の生活の境界線がなくなるその瞬間は、生きているという感覚を自ら感じる瞬間でもある。自然の中で生かされている自分を時間出来る生活は、貴重であると最近つくづく感じることがある。歳を取ったものである。来年はどのような実がつくのかな。楽しみである。

 サクランボが終わると、次は紫陽花の出番である。挿し木で増えた、鉢物の紫陽花を今年は、根が詰まったので、鉢替えをして、育てた。うまく花がついたので、玄関に置いた。花があまりに重くなったので、シュロ縄で束ねて、まとめたが、うまくいかない。でも、花は、色をどんどん変えていく。鉢はもうひとつあるので、花が終わりそうになったら、次の鉢に変えようと思う。数年前まで自分がこんな生活をするとは、思いもよらなかった。紫陽花を、挿し木で増やすことを始めたら、次々と、挿し木をやりたくなる自分を発見している自分がいるのは、事実である。人間の所有欲を感じる一瞬でもある。どうなるのであろうかと思う時もある。